パンダも「月餅」で中秋節をお祝い 中国ジャイアントパンダ保護研究センター

人民網日本語版 2024年09月18日16:47

9月13日、グルメを堪能するジャイアントパンダ「雲朶(ユンドゥオ)」一家。(撮影・薛晨)

9月13日、グルメを堪能するジャイアントパンダ「雲朶(ユンドゥオ)」一家。(撮影・薛晨)

中国ジャイアントパンダ保護研究センターはこのほど中秋節(旧暦8月15日、今年は9月17日)をテーマに、パンダの誕生日イベントを行い、飼育パンダの心身の健康を守るエンリッチメントの役割を人々に示した。新華社が伝えた。

エンリッチメントとは、動物を飼育する環境において、野生動物としての生活の楽しみを増やし、動物の生理的・心理的ニーズを満たし、動物のより自然な姿が見られるよう促進するために採用された一連の措置の総称だ。

9月13日、中秋節のプレゼントに近づくジャイアントパンダ「香香(シャンシャン)」。(撮影・薛晨)

9月13日、中秋節のプレゼントに近づくジャイアントパンダ「香香(シャンシャン)」。(撮影・薛晨)

同センターでは飼育員の工夫を凝らしたエンリッチメントの数々の「技」を見ることができる。月餅風の窩窩頭(トウモロコシ粉の蒸し饅頭)、フルーツ盛り合わせ、タケノコケーキなど、センター内のすべてのエンリッチメント用の食品は、どれも専門家と飼育員がパンダの年齢、性格、健康状態、食の好み、安全性などの要素を総合的に検討した上で、心を込めて作成し、パンダに与えるものだ。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年9月18日

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