四川省のパンダ「宝力」と「青宝」が米国に向かって出発
人民網日本語版 2024年10月15日15:12
四川省の中国ジャイアントパンダ保護研究センター都江堰基地で飼育されていたジャイアントパンダの「宝力(バオリー)」と「青宝(チンバオ)」が今月14日夜、専用のトラックで同省の成都双流国際空港に向かって出発した。15日にチャーター機で米国に向かい、最終的に米首都ワシントンのスミソニアン国立動物園に移送され、10年間暮らすことになっている。14日午後、中国野生動物保護協会と中国ジャイアントパンダ保護研究センターは「宝力」と「青宝」の送別セレモニーを開いた。中央テレビニュースが報じた。
2021年8月生まれのオスの「宝力」と、2021年9月生まれのメスの「青宝」は活発で、木に登るのが大好きだ。
ジャイアントパンダの「宝力(バオリー)」。
ジャイアントパンダの「青宝(チンバオ)」。
2頭がスミソニアン国立動物園で、元気に、そして楽しく暮らすことができるよう、中国側は複数回にわたって専門家を米国に派遣し、その居住環境や飼育、エサの管理、健康面の世話といった面で、評価を展開してきた。同動物園は、中国の専門家の意見に基づいて、2頭の居住エリアをリニューアル工事したほか、専門の飼育管理チームを立ち上げ、定期的な健康モニタリング報告や実地検査評価メカニズムを強化した。工事後、芝生や池といった施設がリニューアルされたほか、木登りなどができる場所が増えた。
スミソニアン国立動物園とのパンダの保護の面の協力はすでに24年間に達しており、中国と米国は「泰山(タイシャン)」や「宝宝(バオバオ)」、「貝貝(ベイベイ)」、「小奇跡(シャオチージー)」などの繁殖に成功してきた。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年10月15日
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