飛躍する5Gが「低空経済」にエンパワーメント 中国は世界最大級の低空通信ネットワークを構築へ

人民網日本語版 2024年10月15日16:02

資料写真(画像著作権は東方ICが所有のため転載禁止)

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工業・情報化部(省)がまとめた最新のデータによると、中国では5G基地局の総数が404万2000ヶ所に達し、モバイル基地局全体の32.1%を占めて、ネットワークの規模は世界一になり、関連の応用が国民経済の大分類のうち74分類をカバーしている。

5Gの成熟した応用が大規模に複製されているほか、各種の新たな応用シーンを模索する過程で、「低空経済」(低空域飛行活動による経済形態)も通信業界が力を入れる重点になった。

救急医療は現在の通信業界が明確に構築する「低空経済」の10大典型的応用シーンの1つ。10大シーンのうち、低空物流、低空移動、空域管理での応用も相次いで進められている。

北京、上海、重慶、杭州など15都市と複数の中央企業(中央政府直属の国有企業)が10月12日に共同で、将来的に全国的な低空総合運営プラットフォームを共同で構築し、産業のベンチマークモデルプロジェクト100件をスタートすることを発表した。

通信業界の専門家の説明によると、低空応用シーンでは地上のネットワーク信号を上空に向けて発信し高度数百メートルまで届ける必要がある。現在、中国国内の330都市余りが最新の5G-アドバンスド(5.5G)ネットワーク配置計画をスタートさせており、これから世界最大級の低空通信ネットワークが構築される見込みだ。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年10月15日

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