中国に強い寒気襲来!約10省で「ズボン下」が必要な季節到来
今月18日から、強い寒気が中国の長江以北の大部分の地域に流れ込み、風が強くなるほか、気温が下がりそうだ。局地的に気温が14度以上下がると見られ、季節が一気に進み、最低気温0度ラインが内蒙古(内モンゴル)自治区中部から河北省北部一帯にまで南下しそうだ。中国天気網が報じた。
今後数日、寒気の活動が活発になり、18日と19日、そして21日と22日に寒気が中国に襲来する見込みだ。強い寒気が流れ込み、中・東部では雨や雪とも重なるため、今週末、長江沿岸や長江以北の地域では、今シーズンの最低気温を記録しそうだ。この寒気の襲来を受け、寒さ対策のエース「ズボン下」の出番もやって来ることになるだろう。
18日から20日にかけて、新疆維吾爾(ウイグル)自治区北西部や南部、内蒙古自治区中・東部、甘粛省西部、青海省の大部分、西蔵(チベット)自治区の大部分、山西省北部、河北省北部、北京市北部、及び東北エリア3省(吉林省、遼寧省、黒竜江省)の最低気温が0度以下となる予想だ。なかでも東北エリアの大部分、華北エリア西部、北部などの一部の地域ではその最高気温も10度以下にまで下がる予想だ。これらの地域では、普通のズボン下では初冬並みの寒さに耐えられず、分厚いズボン下を着込む必要がありそうだ。
北京市の中・南部、天津市、山東省、河北省中・南部、河南省の大部分、陝西省の大部分、山西省の大部分、湖北省北部、安徽省北部、江蘇省北部、四川省西部などでも、強い寒気の影響で最低気温が10度以下にまで下がり、今年初の「ズボン下」の出番となりそうだ。
一方、長江沿岸や長江以南の大部分は、寒気の影響は比較的少なく、江南エリアでは一部の地域で気温が小幅に下がる程度にとどまりそうだ。朝晩も心地よい涼しさとなり、ズボン下なしでも、しばらくは問題ない。中国北方エリアのほとんどで冬の足音が近づいているのに対して、華南エリアの大部分の最高気温は今後数日、依然として30度前後となり、残暑が厳しいため、短パンで過ごすことができそうだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年10月18日
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