8日に二十四節気の17番目「寒露」到来

人民網日本語版 2024年10月08日16:01

今月8日、二十四節気の17番目「寒露」を迎えた。「寒」という字が示す通り、中国の大部分の地域で、気温がぐんと下がり始め、朝には草木に冷たい露がつき、ひんやりした空気を感じ、秋が本格的に深まっていく頃となる。

木々が黄色に染まり始め、絵に描いたような美しい景色が広がる山(撮影・甘海瓊)。

木々が黄色に染まり始め、絵に描いたような美しい景色が広がる山(撮影・甘海瓊)。

「寒露」の頃は収穫期でもあり、田んぼは一面黄金色に輝き、ザクロや柿の木は果実が鈴なりとなる。

赤い果実が鈴なりとなったザクロの木(撮影・王暁飛)。

赤い果実が鈴なりとなったザクロの木(撮影・王暁飛)。

この頃になると、カニは身が詰まって旨みが濃厚になり、カニ味噌もたっぷりなため、江南エリアの人々は釣りに出かけたり、カニを食べたりして、秋を楽しむ。

また「寒露」の頃は、肌寒くなり、空気も乾燥するため、水分補給に注意しなければならない。刺激のある辛い食べ物は控え、ゴマやクルミ、シロキクラゲ、蜂蜜、サンザシ、ユリ根など、「肺」の潤いを保ち、唾液の分泌を促進する食べ物を多めに食べるようにすると良い。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年10月8日

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