秋の豊漁に沸く福建省の澳角村

人民網日本語版 2024年10月23日13:41
秋の豊漁に沸く福建省の澳角村
採れたてのカニを、満面の笑みを浮かべながら見せる澳角村の女性(撮影・李昌乾)。

福建省漳州市東山県澳角村の港では今、水揚げされた魚介類をたくさん載せて、次々と帰港する漁船の汽笛の音が鳴り響き、活気に満ちたムードが漂っている。人民網が報じた。

三方を海に囲まれている澳角村は、漁業が盛んで、美しい自然の景色が広がっていることで有名な漁村だ。同村は近年、海を活用して村興しを推し進め、発展させるという新しい道を歩んでいる。そして海水養殖場が128ヶ所、EC企業が117社あり、インターネットを活用して、ここで水揚げされた魚介類が中国各地の人々の食卓に並ぶようになっており、2023年の売上高は3億5000万元(1元は約21.3円)に達した。

このように澳角村は海を活用することで、村民の増収を実現できるよう取り組んでおり、漁業と観光を組み合わせることで、村民の暮らしはさらに豊かになっている。2023年、同村の域内総生産は15億5000万元、一人当たりの純利益は平均5万8000元に達した。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年10月23日

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