フランス人男性と山西省出身の女性が中国の伝統的な結婚式

人民網日本語版 2024年10月25日15:17

中国の伝統的な結婚式を挙げたフランス人のHugoさんと山西省高平市出身の新婦・趙敏さん(撮影・李晨鵬)。

中国の伝統的な結婚式を挙げたフランス人のHugoさんと山西省高平市出身の新婦・趙敏さん(撮影・李晨鵬)。

フランス人のHugoさんは、「喜鎮蘇荘には中国伝統の結婚の風習・文化がたくさん残っており、結婚式場も龍や鳳凰の飾りがあってとても美しい。準備してもらった礼服もとてもステキ。ここは僕たちが結婚するのにぴったりの場所」とした。中国新聞網が報じた。

山西省晋城市管轄下の高平市の小さな村にある喜鎮蘇荘で最近、中国の伝統的な結婚式が行われた。厳かな雰囲気が漂う喜鎮蘇荘には様々な景色が広がっている。高平市出身の趙敏さんを妻として迎えたHugoさんは、ここで伝統とロマンチックなムードの漂う独特な結婚式を挙げた。

山西省の民謡をデュエットするHugoさんと趙敏さん(撮影・李晨鵬)。

山西省の民謡をデュエットするHugoさんと趙敏さん(撮影・李晨鵬)。

北京の学校に通っていた趙さんは、知り合いの紹介で、北京で働いていたHugoさんと知り合った。一目惚れした二人は、恋を実らせゴールイン。Hugoさんは取材に対して、「紹介で知り合い、しばらく付き合ってから僕からプロポーズした。付き合っていくうちに考え方やフィーリングが合っていると感じ、結婚の日取りを決めた」と話した。

一連の儀式が終わり、笑顔を見せるHugoさんと趙敏さん(撮影・張超坤)。

一連の儀式が終わり、笑顔を見せるHugoさんと趙敏さん(撮影・張超坤)。

中国に来て7年になるHugoさんは現在、フランス語教師として北京外国語大学に勤めており、中国文化が大好きなのだという。喜鎮蘇荘で中国式の結婚式を挙げるというのは、二人の共通の願いで、高平市独特の結婚の風習・文化を通して、中国伝統の結婚式の魅力を感じたかったからだという。

Hugoさんは、「大好きな中国で生涯の伴侶を見つけることができ、とてもうれしい。中国はすでに僕の第二の故郷となっている。自分にできることをして、独特な視点から、素晴らしい中国の物語をたくさん伝え、フランスと中国の文化交流の架け橋になりたい」とした。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年10月25日

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