成渝中線高速鉄道初のけん引変電所の運用を開始

人民網日本語版 2024年10月30日15:26
成渝中線高速鉄道初のけん引変電所の運用を開始
29日に運用を開始した成渝中線高速鉄道初のけん引変電所(10月29日、ドローンによる撮影・唐奕)。

成渝中線高速鉄道(滬渝蓉高速鉄道の重慶市と四川省成都市を結ぶ区間)の新江北けん引変電所110kV電源が29日、一度で受電に成功した。そして変電所内のすべての設備が帯電し、動き出した。これは成渝中線高速鉄道初のけん引変電所の運用開始を意味し、成渝中線高速鉄道の建設に向け、しっかりとした基礎が築かれたことを意味している。新華網が伝えた。

情報によると、成渝中線高速鉄道は6ヶ所のけん引変電所を設置し、292キロメートルの給電任務を担当することになる。

成渝中線高速鉄道は完成後、成都―重慶間の移動時間をさらに短縮し、周辺住民の移動の利便性を大幅に高める。これは成渝(成都・重慶)地区ダブルシティ経済圏の建設支援に対して重要な意義を備えている。

成渝中線高速鉄道は重慶北駅を起点とし、重慶市、四川省資陽市、成都市を経由し、成都駅に到着する。本線の全長は292キロメートル、設計上の時速は350キロメートル。全線に8駅が設置される。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年10月30日

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