国防部「日米は台湾問題への介入を止め、軍事・安保分野で言動を慎むべき」
人民網日本語版 2024年11月01日14:18
国防部(省)の10月31日の定例記者会見で、張暁剛報道官が米日合同演習に関する質問に答えた。
【記者】日本の自衛隊と米軍は10月23日から軍事演習「キーン・ソード」を開始した。双方が4万5000人、軍用機370機を出動させる最大規模の米日合同演習であり、演習区域は中国の台湾島に近い。台湾海峡情勢を念頭に置いた演習との分析があるが、国防部としてコメントは。
【張報道官】日本と米国による軍事演習は、他国を念頭に置いたり他国の利益を害したりするものであるべきではなく、ましてや台湾問題に口出しするものであるべきではない。アジア太平洋地域に必要なのは対抗と衝突ではなく、平和と繁栄だ。日米が冷戦思考を抱き、標的性の極めて強い軍事演習をしきりに実施し、アジア太平洋地域に対立と対抗を作り出し、地域の平和と安定を損なうことに、我々は断固として反対する。我々は日米に対して、台湾問題への介入を止め、軍事・安全保障分野で言動を慎むよう要求する。中国軍は軍事訓練と戦時への備えを強化し続け、あらゆる威圧と挑発に断固として対応し、国家の主権と領土的一体性を断固として守っていく。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年11月1日
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