「2024年中国地域イノベーション能力評価報告書」が発表

人民網日本語版 2024年11月04日13:44

「2024年中国地域イノベーション能力評価報告書」が2日、北京市で発表された。報告書によると、広東省は24年に地域イノベーション能力総合ランキングで引き続き1位となり、8年連続で全国1位をを維持。江蘇省、北京市、浙江省、上海市はそれぞれ2−5位。トップ5の順位は昨年と変わらず。トップ10の地域には山東省、安徽省、湖北省、湖南省、陝西省も含まれている。人民網が伝えた。

順位の変化を見ると、24年に上昇した地域は江蘇省、陝西省、天津市、遼寧省、河北省、山西省、内蒙古(内モンゴル)自治区、新疆維吾爾(ウイグル)自治区。うち天津市は順位を6つ上げ、イノベーショントランスフォーメーションの効果が顕著だ。遼寧省と山西省はいずれも順位を5つ上げ、イノベーション主導の産業発展とトランスフォーメーションの効果が顕著だ。内蒙古は順位を4つ、新疆は3つ上げ、西部地域におけるイノベーショントランスフォーメーションの典型例となっている。

報告書は「国家イノベーション調査制度シリーズ報告書」の一つとして、科学技術部(省)の支援を受けながら、中国科学技術発展戦略研究チームが中国科学院大学中国イノベーション起業管理研究センターと共同で作成。25年連続で発表され、中国の権威ある地域発展評価報告書だ。報告書は5項目の1級指標、20項目の2級指標、40項目の3級指標、138項目の基本指標という4級の指標体系を構築し、各地の知識創造、知識獲得、企業イノベーション、イノベーション環境などにおける実績を十分に反映している。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年11月4日

注目フォトニュース

関連記事