【音声ニュース】雲南のアジアゾウがまた「お散歩」 今回は総勢28頭

人民網日本語版 2024年11月07日11:18

雲南省普洱市で、アジアゾウ28頭が寧江道路を越えて寧洱県内に入った。これで同県内にいるアジアゾウは47頭になり、今年9月以降、一度に同県へ入ったゾウの数としては最多となった。

監視員からの報告を受けた寧洱県勐先鎮農業農村サービス発展センターのスタッフは、人々とゾウの安全を確保するため、ただちに関連する道路区間を封鎖した。寧洱県林業・草原局もただちに専門の担当者を派遣してゾウの行方を追跡・モニタリングするとともに、ゾウの行きそうなエリアに事前に通知を出し、人々を避難させ、「野生ゾウ出没」と書いた警告看板を設置するなど、さまざまな方法で注意を喚起し安全対策を進めるとともに、速やかに警告情報を発表した。

アジアゾウは国家一級重点保護野生動物で、国際自然保護連合(IUCN)により絶滅危惧種に指定されている。近年は野生動物の保護が絶えず強化されるのにともなって、野生ゾウの個体数が徐々に増えている。寧洱県内には優れた植生と生態環境があるため、野生ゾウの群れが頻繁に訪れている。同県内の野生ゾウの移動には、県境を出入りする頻度が高く、移動範囲が広く、移動ルートが定まっていないなどの特徴が見られる。

 「人民網日本語版」2024年11月7日

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