質の高い発展でアジア太平洋運命共同体の構築を促進
新華社国家トップシンクタンクは8日、ペルー・リマで報告書「手を携えて質の高い発展を推進し、アジア太平洋運命共同体を共に構築」を発表した。新華社が伝えた。
報告書は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)が発足以来、アジア太平洋地域における経済統合と貿易自由化の推進において収めてきた発展の成果を総括し、アジア太平洋地域が現在直面する内外のリスクや課題を整理。手を携えて地域の質の高い発展を推進し、アジア太平洋運命共同体の共同構築に努力するようAPEC加盟国に呼びかけると共に、アジア太平洋地域の経済成長の促進及び地域協力の深化に向けた中国の行動と理念、プランを世界に示した。
アジア太平洋地域協力が今日の成果を収めることができたのは、アジア太平洋の各エコノミーが互いに努力した結果であり、開放・包摂の精神を堅持したことが非常に重要だった。アジア太平洋地域は現在、かつてないリスクや課題に直面しており、アジア太平洋の各エコノミーが協力をさらに強化し、アジア太平洋運命共同体を構築する必要がある。アジア太平洋地域協力をさらに推進するには、質の高い発展に着眼する必要がある。真の多国間主義を提唱し、開放的地域主義を堅持する中国は、アジア太平洋地域協力の積極的な提唱国、推進国、発揚国だ。中国は人類運命共同体の構築を提唱し、グローバル発展イニシアティブ、グローバル安全保障イニシアティブ、グローバル文明イニシアティブを打ち出した。こうした中国の理念やプランは、アジア太平洋地域の発展の大勢と一致するものであり、APEC加盟国の幅広い同意を得た。中国は中国ASEAN自由貿易圏の構築、地域的な包括的経済連携(RCEP)の合意、「一帯一路」(the Belt and Road)の共同建設を積極的に推進した。こうした中国の行動は、アジア太平洋の発展に大きなチャンスと強靭な原動力をもたらした。
中国は現在、質の高い発展によって中国式現代化を全面的に推進し、自国のイノベーションとグリーン発展によってアジア太平洋の質の高い発展に助力するとともに、高水準の対外開放の拡大によってアジア太平洋のパートナーにさらに多くのチャンスを創造している。未来に向けて、中国は必ずや開放・包摂、革新的な成長、コネクティビティ、協力・ウィンウィンというアジア太平洋運命共同体の構築に新たな、さらに大きな貢献を果たしていく。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年11月11日
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