アジア太平洋協力の初心を堅持し、次の「黄金の30年」を築く

人民網日本語版 2024年11月12日16:21

習近平国家主席はペルーのボルアルテ大統領の招待を受けて、11月13日から17日まで国賓として同国を訪問し、リマで開催されるアジア太平洋経済協力(APEC)の第31回非公式首脳会議に出席する。新華社が伝えた。

現在、世界は百年間なかった大きな変化が進行し、世界経済は様々なリスクと課題に直面している。各国の関係者は、アジア太平洋地域協力の深化、世界経済の回復促進、グローバル・ガバナンスの整備に関する習主席の重要な主張を詳細に聞くこと、中国が各国の協力・ウィンウィンの促進のために案を示し、平和的発展のために知恵を示すことを期待している。

習主席は2013年以降、アジア太平洋運命共同体意識の確立を打ち出し、相互信頼・包摂・協力・ウィンウィンというアジア太平洋パートナーシップの共同構築を提唱し、アジア太平洋の夢を描き、包括的なコネクティビティの青写真を描き、グローバルなサプライチェーン及び産業チェーンの円滑性を維持するなど、各回のAPEC非公式首脳会議に出席またはその議長を務める中で、アジア太平洋協力の初心を堅持し、時代の要請に応え、手を携えてグローバルな課題に共に対処することを訴えてきた。

平和と発展が依然として厳しい試練に直面し、世界が新たな激動と変革の時期に入る中、各国の関係者は、中国が引き続き大国としての責任感を示し、アジア太平洋地域の持続的な発展と繁栄を後押しし、次の「黄金の30年」を築くことを一様に期待している。

中国はアジア太平洋地域協力の提唱者であり、それ以上に協力・ウィンウィンの実践者でもある。ここ数年、インドネシアを「高速鉄道時代」へと導いたジャカルタ―バンドン高速鉄道、ラオスが「陸の孤島」から「陸路でつながる国」へと変わる夢の実現を手助けした中国ラオス鉄道、タイの低炭素社会への移行を支援した水上太陽光発電プロジェクト、中南米地域の新たなハブ港及び太平洋の玄関口となる完成間近のペルーのチャンカイ港など、中国は普遍的共有を堅持し、アジア太平洋のパートナーと手を携えて共に発展してきた。

米国オレゴン州中国理事会の藍進会長は、「複雑で変化に富む国際情勢によって、アジア太平洋運命共同体構築の重要性が一層浮き彫りになっており、貿易と投資の円滑化の推進、地域経済統合の促進において中国が積極的な役割を果たす必要性が一層増している」との認識を示した。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年11月12日

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