キャリアロケット「力箭1号遥5」、衛星15基を同時に打ち上げ
人民網日本語版 2024年11月12日13:27
キャリアロケット「力箭1号遥5」が11日午後0時03分、東風商業航天創新試験エリアから打ち上げられた。「試験26号A、B、C星」「吉林1号高分解能05B星」「プラットフォーム02A03星」「雲遥1号31−36星」「西光1号04、05星」「オマーンスマートリモートセンシング衛星1号」「天雁24星」の計15基が順調に予定の軌道に投入され、打ち上げは無事成功した。人民網が伝えた。
これらの衛星は主に都市計画、農業モニタリング、気象観測などの分野に用いられる。注目すべきは、中国の商業宇宙飛行が初の海外衛星搭載ミッションを遂行したことだ。「オマーンスマートリモートセンシング衛星1号」はオマーン初の人工衛星だという。同衛星はスマートリモートセンシング光学計算衛星で、人工知能(AI)掲載ペイロードを特徴とし、スマート操作システムを搭載し軌道上での処理・分析を行うもので、国土調査、都市計画、森林調査、災害モニタリングなどに活用できる。
「力箭1号」の打ち上げは今回で5回目。「力箭1号」はこれまで計57基の衛星を正確に予定の軌道に投入している。軌道に投入されたペイロードの総質量は5トンを超えている。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年11月12日
注目フォトニュース
関連記事
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn