中国独自開発の新型宇宙貨物船「昊竜」が登場
人民網日本語版 2024年11月13日09:47
第15回中国国際航空宇宙博覧会(中国航空ショー)が間もなく開幕する。中国航空工業集団によると、このほど宇宙ステーション低コスト貨物輸送システムプランに入選し、プロジェクト飛行検証段階の契約を獲得した宇宙貨物船「昊竜」の縮小モデルが、今回の中国航空ショーで初公開される。科技日報が伝えた。
昊竜は中国航空工業集団公司成都飛機設計研究所が独自に設計・開発した、飛行翼を持つ航空機で、大翼幅・高音速比の空力レイアウトを採用。宇宙船と航空機の両方の特徴を持ち、キャリアロケットにより軌道に打ち上げることも、飛行機のように空港の滑走路で着陸することも可能だ。
昊竜は高い再利用能力を持ち、地上・宇宙ステーション間の輸送ができ、従来の宇宙貨物船より高い経済性と地上への物資輸送能力を持つ。
昊竜は現在すでにプラン設計を完了し、工学的開発が本格的に進行中だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年11月13日
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