中国の都市鉄道の総延長距離が世界最長の1万キロ以上に

人民網日本語版 2024年11月01日15:07

中国交通運輸部(省)は10月31日に開いた定例記者会見で、中国の都市鉄道が近年、飛躍的に発展しており、54都市において都市鉄道311路線が運営中、その総延長距離は1万キロ以上に達して、世界最長となっていることを明らかにした。

サービスの幅広さ、深さを見ると、現時点で、中国全土で運用されている公共バス・電動バスは68万3000台、都市の公共バスの路線は8万路線、総延長距離は173万キロ、公共バス専用道路の総延長距離は2万キロ以上、都市の公共交通機関の利用者は1日当たり約延べ2億人に達している。

技術・設備の水準を見ると、都市の公共交通機関の車両と設備はさらにグレードアップしており、新エネルギーで走る公共バスは全体の81.2%を占め、9割以上の都市の公共バス・電動バスに空調設備が備わっており、車内防犯カメラとバリアフリー設備の普及が加速している。

スマート化の発展を見ると、各地はバス停でのデジタル標識やスマホアプリなどを積極的に導入して、乗客に公共交通機関のリアルタイムな情報チェックや路線チェックといったサービスを提供している。また、共通交通カードやスマホによるモバイル決済、QRコードによる決済といったキャッシュレス決済を全面的に普及させている。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年11月1日

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