2つの砂漠の合流を阻止する砂漠縁辺部での砂の固定化工事 甘粛省民勤

人民網日本語版 2024年11月18日13:49
2つの砂漠の合流を阻止する砂漠縁辺部での砂の固定化工事 甘粛省民勤
民勤県東湖郷の騰格里砂漠西端で行われている砂の固定化工事の様子(11月16日、ドローンによる撮影・範培珅)。

甘粛省武威市民勤県ではこのほど、河西回廊と塔克拉瑪干(タクラマカン)砂漠の境界にある石羊河の中・下流域における砂漠化防止・緑化総合プロジェクトが次々と始まっており、今年12月末までに、約8800ヘクタールにわたる砂の固定化工事を完了させる計画となっている。新華網が報じた。

このプロジェクトは、2024年から2026年にかけて、3億8400万元(約82億円)を投じ、約1万6千ヘクタールの砂の固定化と、約1万6千ヘクタールの人工造林、そして約4800ヘクタールで砂地を囲み森林を育てる事業を実施することで、巴丹吉林(バダインジャラン)砂漠と騰格里(トングリ)砂漠の「合流」を阻止する計画だ。(編集KM)

「人民網日本語版」2024年11月18日

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