外交部「クロスボーダー・データフロー分野で各国との交流・協力深化を望む」
外交部(外務省)の20日の定例記者会見で、林剣報道官が「グローバル・クロスボーダー・データフロー協力イニシアティブ」に関する質問に答えた。
【記者】習近平国家主席はこのほど、アジア太平洋経済協力(APEC)第31回非公式首脳会議において「グローバル・クロスボーダー・データフロー協力イニシアティブ」を打ち出した。これを受け、中国は2024年世界インターネット大会烏鎮サミットでイニシアティブの全文を正式に発表した。これについてコメントは。
【林報道官】 中国の発表した「グローバル・クロスボーダー・データフロー協力イニシアティブ」は、各国が一様に懸念するクロスボーダー・データフロー・ガバナンス問題について建設的な解決のアプローチを提示し、グローバル・クロスボーダー・データフロー協力を促進するうえでの中国の立場と主張を明確にし、開放・包摂・安全・協力・無差別という原則を堅持し、開かれたウィンウィンのクロスボーダー・データフロー協力の国際枠組み構築を後押しし、効率的で円滑かつ安全なクロスボーダー・データフローを促進することを提唱している。これはデータの問題について中国が「グローバル・データセキュリティ・イニシアティブ」に続き発表した重要なイニシアティブであり、サイバー空間運命共同体の構築推進に関する習主席の理念の中核的要義を体現し、発展とセキュリティの統合的計画、デジタルガバナンスの整備、多国間主義の実践という中国の揺るぎない決意を示している。
データセキュリティは、国際社会が共に解決策を協議する必要のあるグローバルな問題だ。中国はこのイニシアティブを基に、各国とクロスボーダー・データフロー分野で交流や協力を実施し、深めることを望んでおり、各国の支持を歓迎する。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年11月21日
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