巳年新春特別版「蛇墩墩」が22日に中国国内5都市で先行発売へ

北京冬季五輪の公式マスコットキャラ・氷墩墩（ビン・ドゥンドゥン）にまた新たなメンバーが加わることになった。卯年版の「兎墩墩」、辰年版の「竜墩墩」に続き、巳年新春特別版「蛇墩墩」が今月19日、北京冬季五輪3周年祝賀及び五輪の歴史と知的財産権ライセンスグッズ発表会で発表された。氷でできたコートを脱ぎ、辰年版の「龍袍」から、京劇の要素を取り入れた「蛇墩墩」に「衣替え」したデザインが発表されると、瞬く間に注目を集め、「氷墩墩が蛇墩墩に変身」のトピックが一時検索ランキングで1位になった。

発表会では、デザインが異なる5種類のカラーの「蛇墩墩」ブラインドボックスフィギュアが発表された。如意を持ったレッドの「福星蛇墩墩」、ひょうたんを持ったグリーンの「禄星蛇墩墩」、長寿の桃を持ったブルーの「寿星蛇墩墩」、桃の花を持ったピンクの「喜星蛇墩墩」の4種類のほか、シークレットとして金色の「元宝」を持ったゴールドの「財星蛇墩墩」もある。

五輪ライセンスグッズ開発企業の関係責任者によると、「蛇墩墩」の商品開発では若年層によりターゲットを置き、グッズのラインナップも「竜墩墩」の約60種類から100種類に増やしたという。

「蛇墩墩」グッズは一般的なブラインドボックスフィギュアやピンバッジ、マグネット、水筒、キーホルダー、ペンケース、抱き枕、ノートのほか、春節に家の玄関などに貼る縁起の良い対句が書かれた赤い紙「春聯」、若者の間で流行している痛バッグタイプのカバン、アクリルスタンド、ホログラム缶バッジ、ボア缶バッジなども新たに加わっている。また貴金属や陶磁器製のグッズもあり、消費者の選択肢がさらに広がっている。

「蛇墩墩」シリーズの新商品は11月22日に北京、上海、天津、重慶、広州の5都市で先行発売される。（編集KS）

「人民網日本語版」2024年11月21日