国際定期貨物列車「中欧班列」の運行本数が10万本突破

人民網日本語版 2024年11月16日14:52

重慶団結村中心駅で発車前の準備作業を行う運行本数10万本目となった重慶市とドイツのデュイスブルクを結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」のX8083号(11月15日撮影・王全超)。

重慶団結村中心駅で発車前の準備作業を行う運行本数10万本目となった重慶市とドイツのデュイスブルクを結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」のX8083号(11月15日撮影・王全超)。

重慶団結村中心駅から11月15日午前10時20分、重慶市とドイツのデュイスブルクを結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」のX8083号が出発した。これにより「中欧班列」の運行本数が延べ10万本を突破し、輸送した貨物は1100万TEU(20フィートコンテナ換算)を超え、その商品価値は4200億ドル(1ドルは約154.3円)を超えた。

2013年に「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設イニシアティブが打ち出され、国際定期貨物列車「中欧班列」の運行がスタートした。そして2016年になると「中欧班列」は統一したブランドとして確立された。その2016年から2023年にかけて、「中欧班列」の年間運行本数は1702本から1.7万本以上にまで増加し、10倍近く増加した。そして運行本数1万本に要する日数は90ヶ月からわずか6ヶ月にまで短縮された。また今年3月からすでに8ヶ月連続で1ヶ月あたりの運行本数が1600本を超えた。

「中欧班列」はすでにアジア・ヨーロッパ全域をほぼカバーしている。また中国国内においては、時速120キロで走行する「中欧班列」の運行路線が93本に達し、125都市を結んでいる。さらに国境には、阿拉山口(アラシャンコウ)通関地、霍爾果斯(ホルゴス)通関地、二連浩特(エレンホト)通関地、満洲里通関地、綏芬河通関地、同江北通関地の6ヶ所が設置され、その運行本数も着実に増加している。中国国外においては、「中欧班列」の達する地域が欧州では25ヶ国227都市、アジアでは11ヶ国100都市以上に達している。(編集TG)

「人民網日本語版」2024年11月16日

注目フォトニュース

関連記事