第2回中国国際サプライチェーン促進博覧会が開幕 海外出展企業が32%に
第2回中国国際サプライチェーン促進博覧会が26日、北京市で開幕した。今回の博覧会は展示ブースの配置と展示エリアの設置において「チェーン式」の考え方をより強調し、プロセス全体を通じて各チェーンの上流・中流・下流の重点段階を展示すると同時に、成果発表などの面でも多くのイノベーションを打ち出した。
今回の博覧会はサプライチェーンサービス展示エリア、デジタルテクノロジーチェーン、健康生活チェーン、グリーン農業チェーン、スマートカーチェーン、クリーンエネルギーチェーン、および今回新設された先進製造チェーンにより構成されている。企業700社近くが出展し、全チェーン、エコ化、シーン化の方法によって、最新の技術と製品を展示する。その中の多くは自社の川上・川下のパートナーと共同出展して集中的な展示を行っている。
中国国際貿易促進委員会の張少剛副会長は、「今年の第2回サプライチェーン博には合わせて620の企業と機関が出展し、前回より20%増えており、海外からの出展企業の割合は第1回の26%から32%に上昇したということから、国際社会が産業チェーン・サプライチェーンでの協力に大きな期待を寄せていることがわかり、また各国企業が中国の発展に信頼を寄せ、この博覧会に信頼を寄せていることも物語っている」と述べた。
目下の新技術、新スタイル、新業態がグローバルサプライチェーンにもたらした影響に対し、今回の博覧会では「グローバルサプライチェーン促進報告2024」が発表される予定で、その中では人型ロボット、スマートカー、集積回路、太陽光発電などの産業のグローバルサプライチェーンマップを描き出すことに重点が置かれている。このほか、今回の博覧会では「グローバルサプライチェーン促進指数」と「グローバルサプライチェーン連携指数」という2つの世界初の指数も発表される予定で、数量化された方法によってグローバルサプライチェーンの変化と動向を説明するものとなる。同時に、安全で安定し、スムーズで効率がよく、開放的・包摂的で、互恵・ウィンウィンのグローバル産業チェーン・サプライチェーンのシステムをどのように共同で構築するかといったテーマを巡り、博覧会の参加者による検討が行われる。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年11月26日
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