中国、パレスチナ問題を正しい道に戻すために積極的な貢献

人民網日本語版 2024年11月29日16:30

習近平国家主席は26日、同日に国連で開催された「パレスチナ人民連帯国際デー」記念会合に祝電を送った。複数の国の識者は習主席の祝電について、中国がパレスチナ問題について高い関心を持ち、常にパレスチナの人々の側に立っており、パレスチナ・イスラエル和平の断固たる支持者であり、パレスチナ問題が「二国家解決」という正しい道へ戻り、包括的で公正かつ永続的に解決するよう推進するうえで積極的な貢献を果たしていることをはっきりと示すものだとしている。新華社が伝えた。

各国の識者は、習主席が2013年以降、毎年「パレスチナ人民連帯国際デー」記念会合に祝電を送り、パレスチナ・イスラエル問題における中国の立場を明らかにしてきたことに注目している。

パレスチナのアル=クドゥス大学のアフマド・ラフィク・アワド教授は「習主席が何年も続けて祝電を送っていることから、中国はパレスチナ及びその人々と共にあり、パレスチナの正義の事業を常に支持し、国際決議を通じてパレスチナの人々の合法的な権利を守ることを支持していることが見て取れる」と述べた。

シリアの政治アナリストであるウサマ・ダヌラ氏は「中国はパレスチナ・イスラエル衝突の長年にわたる根本的原因を真剣に考慮したうえで、政治的解決の模索、外交的仲介の強化などを主張し、『二国家解決』の実行を断固として支持しており、パレスチナ・イスラエル衝突の解消と地域の恒久的な平和の実現に向けて中国発のソリューションを提示し、中国の知恵を貢献してきた」とした。

パレスチナの政治アナリストであるサミール・アンビタビ氏は「中国は国際社会においてパレスチナとイスラエルの停戦実現、『二国家解決』の実行を積極的に推進し、パレスチナの人々の合法的権利への支持をしっかりと体現してきた。我々にとって中国の努力は尊敬と称賛に値する」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年11月29日

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