「中国旅行」が爆発人気に 少数言語を話せるツアーガイドが引っ張りだこに

人民網日本語版 2024年12月25日16:39

データによると、今年1-11月期、中国全土の各出入国検査所から、ビザ免除措置を利用して入国した外国人は前年同期比123.3%増の延べ1744万6000人に達した。今月中旬、中国はビザなしトランジット政策の全面的な緩和と最適化を発表し、対象となる外国人の国内滞在期間が240時間(10日間)に延長されたのを背景に、外国人の間で「中国旅行」人気がさらに高まりをみせている。それと同時に、外国語を話せるガイドが引っ張りだことなっている。

中国のツアーガイド資格所持者は約66万人となっているものの、そのうち外国語を話せるツアーガイドが占める割合はわずか8.4%に過ぎない。「中国旅行」の爆発的人気の影響から、少数言語を話せるツアーガイドの需要に供給が追いつかない状態となっており、外国語を話せるツアーガイドの料金も高騰している。そしてツアーガイドの資格関連やトレーニング関連の産業も急速に発展している。

四川省成都市の文化観光当局は、現地の大学と提携して、少数言語を話せるツアーガイド育成拠点を設置した。成都ツアーガイド協会の王栄副会長は、「少数言語を話せるツアーガイドが多数現れており、日本語や韓国語、ロシア語、タイ語、ドイツ語、フランス語、イタリア語などを話せる人材が、文化観光業界に流れ込んでいる。ここ数ヶ月、少数言語を話せるツアーガイド関連の問い合わせは約5倍増えた」としている。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年12月25日

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