100メートルアジア記録保持者・蘇炳添選手が2025年に引退へ

人民網日本語版 2024年12月30日15:38

100メートルアジア記録保持者である中国の蘇炳添選手は29日、2025年の中華人民共和国全国運動会(全運会)出場を最後に、現役を引退することを表明した。

蘇選手は取材に対して、「全力を尽くして、故郷や粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)のために役に立ちたいと強く願っている。全運会出場で、現役生活にピリオドを打つことになる」と語った。

第15回全運会は2025年11月9日から21日まで、広東省、香港特別行政区、澳門(マカオ)特別行政区で開催されることになっている。広東省中山市出身の蘇選手は、「故郷で開催される大会出場のために頑張りたい。今年のパリ五輪を欠場した後、全運会出場を断念することを考えたこともある。でも、故郷で開催される大会なので、どうしても競技場に立ちたいと思った。そのためにたくさんの努力をしてきた」と語った。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年12月30日

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