北京の大気質、2024年の優良日は290日 モニタリング史上最多

人民網日本語版 2025年01月03日14:10

今月2日に開催された2024年の北京市の大気の質に関する記者発表会で、同年、北京の大気の質は引き続き改善し、微小粒子状物質(PM2.5)の年平均濃度は前年比6.2%減の1立方メートル当たり30.5マイクログラムだったことが分かった。4年連続で中国の大気の質の二級基準に達した。大気の質が「優良」だった日数は290日と、モニタリング史上、最多記録を更新した。中国新聞社が報じた。

2024年、北京の粗大粒子状物質(PM10)、二酸化窒素(NO2)、二酸化硫黄(SO2)の年平均濃度は1立方メートル当たり54マイクログラム、24マイクログラム、3マイクログラムだった。いずれも長年安定して基準に達している。うち、PM10は前年比11.5%減、NO2は同比7.7%減だった。SO2の濃度は引き続き極めて低い1桁台の水準を保っている。2013年と比べると、PM2.5は65.9%減、PM10は50.0%減、NO2は57.1%減、SO2の濃度は88.7%減となった。

2024年、北京の大気の質が「優良」だった日数は290日と、全体の79.2%を占め、前年より19日増えた。2013年と比べると114日多く、約4ヶ月分増えたことになる。深刻な大気汚染の日数は、2013年は58日だったが、2024年はわずか2日に減り、史上最も少なかった。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年1月3日

注目フォトニュース

関連記事