中国の国産CPU「飛騰」シリーズの販売総数が1000万個を突破

人民網日本語版 2025年01月07日14:20

中国電子情報産業集団(中国電子)によると、最近、中国電子が開発した「飛騰(Phytium)」シリーズの国産CPUは、累計販売数が1000万個を超えた。このCPUは、国家重点プロジェクトおよび主要産業で広く使用されており、エンドデバイスからクラウドまでの各種設備において中核演算のサポートを提供している。

半導体チップは情報化時代の発展における基盤であり、中国電子の「飛騰」チームは、オンチップ並列マイクロプロセッサアーキテクチャ、大規模集積回路の設計と実装、内生セキュリティアーキテクチャなど、複数の重要技術でブレイクスルーを相次いで実現した。10数種類の高性能CPUを開発・発表し、国産CPUの独自開発の道を歩み出した。

2024年以降、新世代サーバーチップ「飛騰騰雲S5000C」が主要産業に導入されている。さらに新世代デスクトッププロセッサチップ「飛騰騰鋭 D3000」がリリースされ、高性能で安全性と信頼性の高い演算サポートおよびオフィス環境を産業界に提供している。特に、AI演算需要の爆発的な成長に直面し、中国電子は「CPU+XPU」の製品組み合わせの事業展開を加速させており、主要な国家プロジェクトと各産業のデジタルトランスフォーメーションの発展に「中国のコア」を提供している。(編集ES)

「人民網日本語版」2025年1月7日

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