工業・情報化部、10G光回線の試験運用を開始

人民網日本語版 2025年01月08日13:47

工業・情報化部(省)は7日、10G(ギガ)光回線の試験運用に関する通知を発表し、2025年末までに条件と基盤の整った都市・地域で、住宅団地、工場、産業パークなどの重点シーンに焦点を当て、10G光回線の試験運用を実施することを明確にした。新華社が伝えた。

10G光回線の試験運用は次世代光回線の高度化及び進化の方向性で、新しい情報インフラの重要な構成部分だ。現在、新しい業務と応用が続々と登場しており、より広い帯域幅、より低い遅延、より高い信頼性が求められており、1G光回線の10G光回線への進化を加速させることが急務となっている。

通知は、住宅団地、工場、産業パークなどの重点シーンで10G光回線の試験運用を実施し、50G-PON(Passive Optical Network)超広帯域光アクセス、FTTH(Fiber To The Home)/FTTR(Fibre to the Room)と第7世代無線LANとの連携、高速大容量光伝送、光回線と人工知能の融合などの技術の展開と応用を実現することを明確にした。

工業・情報化部情報通信発展司の関係責任者は、「試験運用を指針とし、産業の各方面の力を合わせ、10G光回線の成熟した産業チェーンと整った産業システムの構築を促進し、10G光回線の技術的試験運用から応用への展開に向けて徐々に秩序正しく導く」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年1月8日

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