【音声ニュース】「マジででかい！」　南京のビッグサイズ信号機が大きな話題に

江蘇省南京市の観光スポット・夫子廟の近くにある交通信号機と残り時間表示装置が最近、話題となっている。あるネットユーザーが撮影した動画を見ると、その信号機の残り時間表示は明らかに大きく、とにかく目立っている。この動画がアップされると、ネットユーザーは次々と「いいね！」を押し、「はっきり見えるし、全国に普及してほしい」といったコメントを寄せている。

南京の信号機のサイズは本当に大きいのだろうか？中国規格では、庇部分のサイズは、直径200ミリ、300ミリ、400ミリの3タイプとなっているが、南京の信号機の庇部分は400ミリなので、中国規格で最大のタイプなのだという。

実は南京の信号機と残り時間表示装置は以前はこれほど大きくはなかった。1990年代、南京では、庇部分のサイズが直径300ミリのタイプの信号機がほとんどだった。しかし、時代が移り変わり、道路状況が複雑になり続けていることと、アオギリをメインとした南京の街路樹の枝が、信号機の高さにかかってしまうため、ドライバーや歩行者が見やすいように大きなサイズが採用されるようになったのだという。

南京の信号機の残り時間表示装置のサイズは中国規格の中でも「ビッグサイズ」となっており、これほど大きなサイズが設置されている都市はそれほど多くないという。

「人民網日本語版」2024年1月23日