塔里木油田、超深層石油・ガス生産量が1億5千万トンに

人民網日本語版 2025年03月14日10:03

中国最大の超深層石油・ガス生産拠点である塔里木(タリム)油田は、6000メートル以下の地層から石油換算で、昨年の中国の石油・ガス生産量の37%に相当する累計1億5000万トンの石油・ガスを採取していることが13日、中国石油天然ガス集団公司(中国石油)への取材で分かった。中央テレビニュースが伝えた。

石油・ガス開発について、世界では一般的に、埋没深度が4500メートル以上の地層を深層、6000メートル以上の地層を超深層と呼んでいる。塔里木油田は今年1−2月に超深層石油・ガス開発を加速させ、石油換算で300万トンを採取した。超深層石油・ガス生産量が日々増加し、埋蔵量増加および生産拡大の主力になった。

塔里木盆地は中国で最大面積を持つ石油・ガス埋蔵盆地で、超深層石油・ガス資源埋蔵量が豊富だ。この地域において、中国初の1万メートル超科学調査井「深地塔科1井」は最近、地下1万910メートルに到達し、世界で初めて地下1万メートルの石油・ガス資源を発見した。地球深部資源の開発・利用に確かな裏付けを与えている。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年3月14日

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