北京は例年より7日早い3月19日に春入り
2025年03月27日16:42
北京の居庸関長城の麓で咲き乱れる花の合間を縫うように走る北京市郊外鉄道S2号線の列車(3月26日撮影・張祥毅)。
北京市気象局は、北京市の気温を観測する代表的な観測所のデータに基づき、今年は3月19日に「春入り」したと判断した。北京の例年(1991—2020年)の春入りの平均は3月26日であるため、今年は7日早い春入りとなった。中国新聞網が報じた。
中国の気象業界基準「気候季節区分」の規定によると、移動平均法による気温の時系列データが5日連続で10度以上となった場合、それに対応するその年の気温時系列データ(9日間)のうち気温が最初に10度を上回った日を春入りの日にすると定めている。
北京の観測所では今月21日から25日までの5日連続で、移動平均法による気温の時系列データが10度以上となった。そして、この気温時系列データのうち気温が最初に10度を上回ったのは、今月19日(11.6度)だったため、その日に春入りしたと判断された。
今年、北京の「春入り」が例年よりも7日早くなった主な原因にとして、2月下旬以来、華北エリアの寒気の勢力が弱まり、降水量も少なく、気温がグングン上がったことが挙げられている。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年3月27日
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