パミール高原で塔吉克族の伝統活かした民泊施設を経営する福建省出身の女性

人民網日本語版 2025年04月03日14:09

新疆維吾爾(ウイグル)自治区喀什(カシュガル)地区塔什庫爾干(タシュクルガン)・塔吉克(タジク)自治県(以下、「塔県」)で、塔吉克(タジク)族の伝統を活かした民泊施設を経営している福建省福州市出身の廖艶玲さんは、「ここで5年暮らしているが、地元の人は私を家族のように接してくれている」と語った。中国新聞網が伝えた。

塔吉克族の伝統を活かした民泊施設を経営している廖艶玲さん(撮影・苟継鵬)。

塔吉克族の伝統を活かした民泊施設を経営している廖艶玲さん(撮影・苟継鵬)。

廖さんが経営する民泊施設のドアをノックして入ると、塔吉克族の伝統衣装を着た廖さんが、接客しながら、「帕米爾(パミール)高原に春が到来し、観光客も少しずつ増えている」と話してくれた。

塔県の郊外にあるこの民泊施設の敷地内には、ポプラの木と柳の木が植わっていて、新緑の若葉が芽生えてそよ風に吹かれていた。そして、その向こうには春の心地よい日差しに照らされた雪山が見え、存在感を放っていた。

廖さんは、「2020年に初めて塔県に旅行に来て、現地の塔吉克族の人々に出会い、その誠実さやもてなしに感動し、ここに住むことにした。塔吉克族の人文や礼儀作法、特に対面時の礼儀作法が大好き。相手との距離がぐっと縮まる」と話す。

2023年、廖さんは借りていた住宅を塔吉克族の伝統を活かした民泊施設にリノベーションすることに決めたといい、その理由について、「一人でも多くの人に、塔吉克族の伝統文化を知り、肌で触れてもらいたいから」とした。

塔吉克族のスタッフと会話する廖艶玲さん(写真一番右、撮影・苟継鵬)。

塔吉克族のスタッフと会話する廖艶玲さん(写真一番右、撮影・苟継鵬)。

大学を卒業後すぐにこの民泊施設で働き始めた塔吉克族の男性・吐爾地庫力・比力木江さんのほか、同族の女性2人も、この民泊施設で働いている。廖さんは、「皆、故郷にUターンして就職したり、起業している若者たち。彼らが加わったことで、民泊施設がよりアットホームな感じになった」と話す。

廖さんとスタッフは、民泊施設を経営するほか、ショート動画やライブ配信を通して、塔県の人的・文化的情緒をPRしている。

「一人でも多くの人に、パミール高原の風景や地元の人々の暮らしを見てもらいたい」と話す廖さんの個人メディアのアカウントには、すでに60万人近いフォロワーが集まっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年4月3日

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