中国の2024年のコンピューターソフトウェア著作権登録数が再び過去最高を更新

人民網日本語版 2025年04月23日14:42

中国版権保護センターは21日、「2024年度全国コンピューターソフトウェア著作権登録状況分析報告書」を発表した。報告書によると、2024年における全国のコンピューターソフトウェア著作権登録数が再び過去最高を更新した。中央テレビニュースが伝えた。

2024年の全国コンピューターソフトウェア著作権登録数は前年度比13%増となる33万件増の282万7000件で、再び過去最高の更新となった。

そのうち、2024年の音声認識、自然言語処理、スマート分析類のソフトウェアの成長率は30%以上で、全タイプのソフトウェアを大幅に上回った。バイオ医薬、低空経済(低空域飛行活動による経済形態)、モノのインターネット、人型ロボットなどの新興産業分野でのソフトウェアの成長率は40%以上だった。これは先端技術の応用が関連産業の急速な発展を加速させ、経済成長に新たな動力をもたらしていることを物語っている。

また、製造業などの重要業界のソフトウェア数の増加も特に顕著だ。2024年の製造業、教育、医療、金融、交通、情報セキュリティ、電力、ECという8つの産業のソフトウェア数は前年度比7万7000件増で、ソフトウェアの総量が前年度の30%から32%に増加した。これらの産業のうち、製造業の伸びが特に際立っており、ソフトウェアが占める割合が8.0%に達し、最高となった。これは国民経済の支柱産業としての製造業の高い強靭性およびデジタル経済時代における重要な牽引的役割を十分に示している。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年4月23日

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