中国製360度カメラ「Insta360 X5」、米国で爆発的な人気
「ニューヨーク市民が中国製360度カメラを買うために早朝5時から2ブロックにわたって並んでいる」という熱狂的な光景がSNSで瞬く間にトレンド入りした。
米国現地時間の4月22日、海外のテクノロジーファンがニューヨークのグランド・セントラル駅の外で長い行列を作り、360度パノラマ撮影が可能で、見えない自撮り棒効果のある中国製カメラを競うように購入した。
このカメラを発売した影石創新科技股份有限公司の海外公式SNSが発表した情報によると、このたび購入のための行列ができたのは同公司の最新旗艦モデルである「Insta360 X5」だ。
このカメラは世界中のクリエイティブコンテンツ制作者の間で人気があり、撮影された写真は文化や言語の壁を軽々と乗り越え、世界各国のユーザーが共に楽しむことを可能にしている。
影石創新は2015年に設立された深セン市のテクノロジー企業で、スマート画像分野に特化している。360度パノラマカメラとアクションカメラの両分野でトップシェアを誇る。その独創的な技術により、世界的に人気の高いスマート画像ブランドの1つへと急速に成長した。米コンサルティング会社のフロスト&サリバンの報告書によると、同公司は360度カメラでの市場シェアが6年連続世界1位で、2024年は81.7%という驚異的な数字を達成する見込みだ。これはつまり、世界で販売される360度カメラ10台のうち8台が同公司の製品ということになる。
中国製電子製品にはファンを引きつける大きな魅力がある。「360度カメラの海外での人気は、最近の『関税』問題が今度どうなるかまだわからない状況の中でも、中国製360度カメラの性能はすでに米国人が買わざるを得ないほどのレベルに達したことを物語るものだ」と述べる越境EC関係者がいる。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年4月30日
注目フォトニュース
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn