「フォワール・ド・パリ」に中国文化テーマ展が登場

人民網日本語版 2025年05月04日16:45

「中国風・中国潮(中国のスタイル・中国のトレンド)」をテーマとした「遇鑑中国——中華文化テーマ展」が4月30日、フランス・パリで開催されている「フォワール・ド・パリ(パリ国際見本市)」で登場した。人民日報が伝えた。

今回のテーマ展は中国国際伝播集団が主催するもので、中国国家博物館や広東、河南、浙江、山西、貴州、甘粛など各省の文化関連機関と科学技術イノベーション企業が、書籍や文化クリエイティブグッズ、美術品、陶磁器、人工知能(AI)製品の5大分類の展示品約2000件を提供するほか、無形文化遺産の実演や各テーマの紹介イベントなども行う。

国連教育科学文化機関(ユネスコ)のボコバ元事務局長はテーマ展の開幕式で挨拶し、「中国はこれまでずっと自国の悠久の文化的伝統を非常に重視し、またユネスコを含む国際機関と積極的に協力し、文明の交流と相互参考の促進に力を入れてきた。私は数多くの若い人々がこのテーマ展に参加していることを見て、非常にうれしく思う。これは中国文化伝承の火種が守られ伝えられていくことを示すのであり、こうしたやり方は欧州が参考にすべきものだ」と述べた。

今回のフォワール・ド・パリは4月30日から5月11日まで行われ、40万人が来場する見込みだ。中華文化テーマ展は会期を通して行われる。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年5月4日

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