演算能力パーク競争力研究「将来は4つの発展トレンドが出現」

人民網日本語版 2025年05月08日15:18

資料写真(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

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中国電子情報産業発展研究院傘下の賽迪顧問(CCIDコンサルティング)がこのほど発表した報告書「2025年中国演算能力パークの競争力に関する研究」によると、演算能力パークにはこれから4つの発展トレンドを示すという。

同研究は目下、市場で唯一の演算能力パークに焦点を当てた研究で、「中国演算能力パーク競争力評価体系」を通じて、演算能力パークの発展状況と優れた実践例を分析し、産業発展プロセスにおける演算能力に極めて大きな促進的役割を発揮させるための科学的な指導を提供するものだ。

評価結果によると、競争力トップ10には次のパークが並んだ。

1位:甘粛・慶陽の「東数西算」産業パーク(「東数西算」は東部地域のデータを西部地域で保存・計算すること)

2位:寧夏中衛工業パーク

3位:貴安新区

4位:四川天府新区

5位:集寧ビッグデータ産業パーク

6位:北京経済技術開発区

7位:蕪湖江北新区

8位:上海張江ハイテク産業開発区

9位:西安ハイテク産業開発区

10位:武漢東湖新技術開発区

同報告書の見通しによると、演算能力パークは今後、次の4つの発展トレンドを示すと見られる。(1)演算能力パークの発展において、ハブセンターへの集中と複数の場所での爆発的発展が同時に進行する(2)演算能力パークが演算ネットワーク、演算・電力融合の重要な担い手になる(3)精緻化されたサービスが演算能力パークの質の高い発展をエンパワーメントする(4)演算能力パークのグリーン化への関心が高まり続ける。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年5月8日

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