葉の茂る木々の下でキクラゲや生薬を栽培 江西省広昌

人民網日本語版 2025年06月05日16:23
葉の茂る木々の下でキクラゲや生薬を栽培 江西省広昌
広昌県旴江林場の葉の茂る木の下で、キクラゲを収穫する村民(撮影・時雨)。

「これは今年新たに導入した品種で、食感が良く、栄養価も高いことから、市場で人気となっている」と話すのは、江西省撫州市広昌県旴江林場の関係者。葉の茂る木々の下では、村民が大きく育ったキクラゲを次々と収穫していた。収穫されたキクラゲは、加工・包装された後、市場に出荷される。人民網が伝えた。

全域の森林率が71.83%に達する広昌県では、豊かさをもたらす森林の副産物による「林下経済」の栽培面積が約1万3千ヘクタール以上となっており、食用菌や中医薬の生薬、油茶(ツバキ科の常緑低木)など種類は多岐にわたる。このうち中医薬の生薬の栽培面積は約3500ヘクタールで、食用菌は約500ヘクタールとなっている。同県は、旴江林場を中心として45ヶ所の林下経済高標準模範基地を建設しており、11の郷・鎮と開墾農場に波及効果をもたらし、現在の生産総額は19億元(1元は約19.9円)を上回っている。(編集KM)

「人民網日本語版」2025年6月5日

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