1粒約500円! 浙江省台州市の今年第一陣となるヤマモモがシンガポールに輸出

人民網日本語版 2025年06月10日09:56

資料写真(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

資料写真(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

浙江省台州市仙居県から今月7日、10箱で約150キロに達する仙居ヤマモモが、コールドチェーンに対応した専用機で、シンガポールに輸出された。台州市からヤマモモが輸出されたのは、これが今年初となった。

同日、仙居県のある農業開発会社では、作業員が新しく導入した糖分や重さを破損なしで自動計測できる選別ラインを使って、収穫したばかりのヤマモモを糖度や重さなどに基づきピッキングし、箱詰めと梱包をしていた。今回輸出されたヤマモモは1ケース15粒入りで、重さは1粒当たり20-30グラム。価格は1粒当たり約25元(約500円、1元は約20.1円)となっている。

同社の関係責任者・趙嬌嬌さんによると、6度に分けて、合わせて約5トンのヤマモモを輸出する注文が入っており、主にフランスやカナダ、インドネシアなどに輸出する予定という。

データによると、 「中国のヤマモモの里」と称されている仙居県の2024年におけるヤマモモの栽培面積は9800ヘクタールで、生産面積は9200ヘクタール。生産量は12万1000トンで、生産額は12億3000万元。トータル産業チェーンの生産額は45億元に達している。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年6月10日

注目フォトニュース

関連記事