「中日韓三国協力国際フォーラム2025」が東京で開催

人民網日本語版 2025年07月02日14:23

7月1日、東京で開幕の挨拶をする中日韓協力事務局の李熙燮事務局長(撮影・岳晨星)

7月1日、東京で開幕の挨拶をする中日韓協力事務局の李熙燮事務局長(撮影・岳晨星)

「中日韓三国協力国際フォーラム2025」(IFTC2025)が1日、「共に創る未来:複雑化する世界における中日韓協力の意義」をテーマに、日本・東京で開催された。会場には200人を超える来賓が集まり、数百人がオンラインで参加した。新華社が伝えた。

フォーラムでは2つのセッションが設けられた。「セッション1」は「地域の連携活性化:北東アジアの安定と平和を支える中日韓協力の制度化」をテーマに、中日韓が戦略的・制度的な協力基盤を強化するための道筋とメカニズムに焦点を当てた。「セッション2」は「開かれた成長の推進:グローバルな課題への対処とより豊かな北東アジアの追求」をテーマに、高齢化社会の進行、気候危機、カーボンニュートラル目標、地域経済協力の強化といった背景のもとで包摂的成長を実現するための道筋について議論した。

中日韓協力事務局の李熙燮事務局長は開会の挨拶で、「昨年は中日韓協力メカニズムの構築25周年に当たり、来年は事務局設立15周年を迎える。現在、三国はいずれも地政学的緊張、経済の分断化、保護主義の台頭など複雑な国際的課題に直面しており、政府・市民・メディア・シンクタンクの間での協力強化には重要な意義がある」と述べた。

中日韓協力国際フォーラムは、中日韓協力事務局が主催する主要年次事業であり、三国の政府・学界・企業・メディアなど各界に対話の場を提供し、三国の政治関係、経済協力、社会・文化交流などについて深く議論することを目的としている。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年7月2日

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