李強総理が河野洋平氏率いる日本国際貿易促進協会代表団と会談

李強総理は3日、日本国際貿易促進協会の河野洋平会長が率いる同協会代表団と北京の人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。

李総理は「現在、国際情勢には深く複雑な変化が生じており、各国の経済発展に大きな試練をもたらしている。中日間の協力の深化には特有の優位性が多く存在する。特に産業の補完性が高く、科学技術革新の面でそれぞれ強みを持つ。双方は、そうした優位性を活かし、産業の連携と融合を強化し、貿易と投資の規模を拡大し、デジタル経済、グリーン経済、バイオメディカルなどの新興分野や第三国市場での協力を拡大し、より高水準の互恵・ウィンウィンの実現を通じて、それぞれの発展により多くの原動力をもたらし、世界経済の成長により大きな貢献を果たす必要がある。中国は揺るぎなく高水準の開放を拡大していく。日本企業を含むさらに多くの外資系企業の中国における発展を歓迎する。日本国際貿易促進協会が引き続き両国の経済・貿易協力の深化、友好・相互信頼の増進に積極的な役割を果たすことを望んでいる。また、日本の各界が文化、観光、スポーツ、青年、環境などの分野で中国との交流を強化することを歓迎する」とした。

河野会長は「日本国際貿易促進協会は長年にわたり日中友好に尽力してきた。引き続き中国側と交流を拡大し、相互理解を増進して、両国民間の感情の深化、相互認識の改善、互恵協力の促進に積極的な貢献を果たしていきたい」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年6月4日