呉江浩大使、「孫中山、宋慶齢と日本」パネル展のオープニングセレモニーに出席

人民網日本語版 2025年06月20日16:43

6月18日、中国駐日本国大使館は中国宋慶齢基金会と「孫中山、宋慶齢と日本」パネル展を共催した。中国宋慶齢基金会の李斌主席、呉江浩駐日大使がオープニングセレモニーに出席し、あいさつを述べた。日中協会の野田毅会長、日中友好会館の宮本雄二会長をはじめ、中日両国の各界から約80人が参加した。

李氏は次のように述べた。孫中山先生と宋慶齢女史は中国近代史における偉大な先駆者だ。今回の写真展は孫中山と宋慶齢の偉大な思想と崇高な精神を発揚し、彼らが日本各界との交流を通じて残した生き生きとした物語と歴史の逸話から啓示をくみ取り、エネルギーを喚起し、中日間の文化交流と人々の心の触れあいを促進し、新時代にふさわしい中日関係の構築に積極的役割を果たすことが目的である。中国宋慶齢基金会としては中日民間友好の架け橋となるプラットフォームをより多く構築し、より多くの機会をつくり、平和と友好、協力ウィンウィンの新たな一章を書きつづっていくことを願っている。

呉大使は孫中山と宋慶齢の歴史的功績をしのび、次のように述べた。孫中山先生は中日協力によってアジアの発展を共に図ることを主張していた。中国は先ごろ中央周辺工作会議を開き、周辺地域運命共同体の構築を提起した。中日両国は地域の平和と発展に重要な責任を担っており、両国の各界が指導者の重要な共通認識を指針に友好交流を増進し、互恵協力を深化させ、相違を適切に処理し、中日関係の長期的安定を促進し、アジア運命共同体の明るい未来の実現を共同で後押しすることを期待している。

出席した来賓は写真展の開幕を祝い、両国の友好交流の歴史を振り返り、孫中山と宋慶齢の平和と友好の理念を堅持し、両国の人文交流を強化し、両国関係の発展と改善を促進すべきだと表明した。

「人民網日本語版」2025年6月20日

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