成都ワールドゲームズまであと30日!表彰式の記念品などが初公開
今年8月7日から17日まで、四川省成都市で開催予定の2025年第12回ワールドゲームズ(成都ワールドゲームズ)の表彰式で使われる記念品やメダルトレー、表彰台などが今月8日に公開された。
表彰式で使われる記念品やメダルトレー、表彰台などは、「運動無限、気象万千(Boundless Sports,Countless Wonders)」をテーマに、3000年以上の歴史を誇る「古蜀文明」と新時代におけるスポーツマンシップがうまく組み合わされたデザインとなっている。
◆表彰式記念品
四川省の伝統芸能・川劇の衣装を着た大会マスコットのパンダ「蜀宝(ShuBao)」、「錦仔(JinZai)」の置物は、川劇の「変臉」にインスピレーションを得ており、前から見ると、「蜀宝」、後ろから見ると「錦仔」という斬新なデザインが採用されている。
◆メダルトレー
扇子を広げた形で、親骨には、羽を広げる四川省のシンボル「太陽神鳥」と美しく咲き誇る成都の市花・フヨウがデザインされている。色はマリンブルーとヒワグリーンのグラデーションで、扇面の滑り止めには大会のエンブレムをイメージする模様がデザインされている。持ち手部分は人間工学が採用され、滑りにくい仕上がりになっている。
◆表彰台
大会エンブレムをイメージした幾何学模様がデザインされており、色はマリンブルーと薄いグリーンを組み合わせ、四川省の竜泉山の棚田を彷彿させるデザインとなっている。これは新発展理念である「公園都市」のモデルエリアを建設する成都市の取り組みともマッチしたデザインだ。
◆メダルケース
成都の竹細工の歴史は戦国時代にまで遡ることができ、竹細工で覆った陶磁器が有名だ。メダルケースは、無形文化遺産の竹細工技術を採用して、角が丸い四角形のケースが、輝くメダルをさらに引き立てる。
◆表彰式のボランティアと旗手のユニフォーム
表彰式でボランティアは白と淡いグリーンを組み合わせた衣装を着用する。女性は宋代を起源とする上品な立ち襟のチャイナドレスをイメージしたシャツと、プリーツスカートタイプの中国伝統衣装「馬面裙」を着用する。男性は、立ち襟の中山装と、長ズボンを着用し、とてもオシャレな仕上がりとなっている。旗手の衣装は、表彰式の男性の衣装と同じデザインで、色は厳かなイメージの紺色となっている。
8月7日に開幕する成都ワールドゲームズでは、34競技、60種別、255種目の試合が行われる。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年7月10日
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