街路灯がフルーツに「コスプレ」しちゃった?

人民網日本語版 2025年07月16日10:46

中国では今、古い建物を取り壊して建て替えるという方法ではなく、温かみのあるちょっとした創意工夫を通してアーバン・リニューアルが進められるケースが増え、各都市がユニークな方法で街のリノベーションに取り組んでいる。例えば、「コスプレ」した街路灯を設置して、古い街並みに「若々しいムード」を漂わせている都市もある。

微信(WeChat)のソーシャル機能「モーメンツ」で最近、広州の街中にあるライチ型の街路灯が大きな話題となっている。その赤いライチの外観をした街路灯は、夜になると温かみのある光を放ち、南国フルーツが豊かなこの地域ならではの雰囲気を演出している。

フルーツに「コスプレ」した街路灯があるのは広州だけではない。ネットユーザーらは、自分が撮影したユニークな街路灯を続々とネットにアップしている。

広東省梅州市の「ブンタン」がデザインされた街路灯

広東省湛江・徐聞県の「パイナップル」がデザインされた街路灯

山東省青島市の「サクランボ」がデザインされた街路灯

河南省洛陽市の竜がデザインされた街路灯と歴史ある建築物の見事な「調和」

さらに斬新なアイデアを取り入れているのは重慶市万盛区の街路灯で、ポールに噴霧装置を搭載。砂ぼこりが舞い上がるのを抑制できるほか、夏には気温を下げてくれ、暑さ対策にもなる。

こうしたバラエティに富む街路灯には、各都市のそれぞれの特色に対する自信が表れているほか、都市の魅力向上にも貢献している。さらに、都市のスマート管理や市民へのサービス提供といった面でも役に立っている。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年7月16日

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