「中日友好・人文交流フォーラム」が北京で開催

人民網日本語版 2025年07月28日13:51

第2回「中日友好・人文交流フォーラム」(主催:中国人権発展基金会・日中友好会館、協賛:中国社会科学院日本研究所、中国対外書刊出版発行センター)が27日、北京で開催され、中日両国の20近くの高等教育機関及び研究機関から50人余りの専門家や研究者が参加した。新華社が伝えた。

フォーラムのテーマは「中日現代化対話:過去と未来の探求」。参加者は「質の高い発展と中日の現代化」「社会ガバナンスの現代化:中日の経験からの考察」「世界が大きく変化する中での未来志向の中日協力」「歴史を鑑として未来に向かう:世界の恒久平和と発展の実現で連携」などの議題について、踏み込んだ議論を交わした。

中国人権発展基金会の謝伏瞻理事長はスピーチで、「民間交流は中日関係にとって『源泉』であり、中日関係の将来は両国民の手にかかっている。中日関係が岐路に立たされている現在、なおさらに正しい歴史観を堅持し、各レベルで人・文化面の交流や協力を強化し、互いに対する客観的で理性的な認識を育み、両国民の相互理解と心の通じ合いを促進し、両国の友好と関係改善のために望ましい雰囲気を醸成する必要がある」と指摘した。

中日友好協会の程永華常務副会長は「今年は中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年にあたる。我々は向き合って進むことを堅持し、中日間の4つの基本文書により確立された諸原則を厳守し、『歴史を鑑として、未来に向かう』ことを成し遂げ、『互いに協力のパートナーであり、互いに脅威とならない』との政治的共通認識を具体的に実行に移し、両国関係の政治的な基礎を共にしっかりと守っていく必要がある」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年7月28日

注目フォトニュース

関連記事