夏の平均気温19度!涼しい夏を楽しめる貴州省六盤水市を訪ねて
貴州省六盤水野玉海国家級観光リゾートを訪れた広西壮(チワン)族自治区から来たという男性・姚さんは、「夏なのにとても涼しいし、没入型で民族文化を体験できる」と大喜びしていた。人民網が伝えた。
上空から撮影した六盤水野玉海国家級観光リゾート(撮影・涂敏)。
六盤水野玉海国家級観光リゾート(撮影・涂敏)。
六盤水野玉海国家級観光リゾートは、野鶏坪高原アウトドアスポーツ拠点や玉舍国家森林公園、海坪彝(イ)族の特色ある観光リゾートタウンから構成されている。夏でも涼しい気候や美しい大自然、独特な民族文化を誇る同リゾートは近年、避暑をテーマにした新しい旅行体験とアクティビティを次々と打ち出している。
彝族の風習である客を歓迎する「攔門酒(歓迎の酒)」を体験する場所で写真を撮影する観光客たち(撮影・涂敏)。
観光客で賑わう海坪彝族の特色ある観光リゾートタウン(撮影・涂敏)。
海坪彝族の特色ある観光リゾートタウンでパフォーマンスを見る観光客たち(撮影・涂敏)。
景勝区で写真を撮影する観光客(撮影・涂敏)。
貴州水城文旅(集団)有限責任公司の胡宸衣副総経理によると、「野玉海・海坪彝族たいまつシーズン」には、景勝区内で「たいまつ祭りを楽しむ」や「土司宴(首長の宴)を堪能」、「森林ミニトレインでのんびり旅行」といった多様な業態を打ち出し、観光客に没入型体験をじっくりと楽しんでもらっているという。夏休みシーズンに訪れる観光客の数は1日当たり延べ3万人以上に達しているという。
景勝区内で文化クリエイティブグッズを選ぶ女性(撮影・涂敏)。
景勝区内で販売されているドクダミの根をモチーフにした文化クリエイティブグッズ(撮影・涂敏)。
景勝区内で販売されている「涼都・六盤水」をデザインしたアイスクリーム(撮影・涂敏)。
夏でもひんやりと涼しいため「中国の涼都」と呼ばれる六盤水市は現在、市内全域で「涼しい」資源を「熱い」経済へと変換し続けている。例えば、夏でも平均気温が19度とひんやりと涼しい気候を武器に、今年の「立夏」から156日間にもわたる避暑をテーマにした文化観光キャンペーンを盛大に打ち出し、全域で、イベントや景色鑑賞、文化・風俗の体験、ステイ・ウエルネスが三位一体となったじっくり体験の体系を構築し、「一地域一特色」というステイラインナップを築くことに尽力することで、観光産業が「短期観光」から「じっくりステイ」へのモデル転換・高度化を加速することができるよう後押ししている。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年8月7日
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