中国が絶対量での排出削減目標を初提示 外交部が状況を説明

人民網日本語版 2025年09月26日16:36

中国の習近平国家主席が24日、国連気候サミットでビデオ演説を行った。中国外交部(外務省)の郭嘉昆報道官は25日午後の定例記者会見でその関連状況について次のように説明した。

習主席が国連気候サミットでビデオ演説を行い、各国に対して決意を固め、責任を果たし、協力を深めるよう呼びかけるとともに、中国の新たな「国が決定する貢献(NDCs)」のパッケージ目標を発表した。これは中国が多国間主義を堅守し、国連を支持していることの現れだ。中国が提示した初の「絶対量での排出削減目標」であり、しかも経済全体を対象とし、全ての温室効果ガスを含むものだ。

気候変動に積極的に対処する中国の決意と行動は終始一貫しており、中国は世界で削減の約束を果たす意志が最も堅固で、行動が最も力強く、実行が最も効果的な国だ。

中国は引き続き人類運命共同体の理念を堅持し、最大限の努力を尽くしてNDCsを実行に移していく。まさに習主席が指摘したように、これらの目標を達成するには、中国自身の多大な努力が必要であると同時に、有利で開かれた国際環境も必要だ。中国は各国と連携して、気候変動対策に関する国際協力を促進し、「パリ協定」の全面的かつ効果的な実施を推進し、世界のグリーン化・低炭素化に貢献していきたい考えだ。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年9月26日

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