3月21日が「国際太極拳の日」に ユネスコ総会で決定
人民網日本語版 2025年11月06日15:44
ウズベキスタンのサマルカンドで開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)第43回総会の現地時間5日に行われた審議で、毎年3月21日を「国際太極拳の日」とすることを決議した。新華網が伝えた。
審議に参加した代表は、「『国際太極拳の日』設定は、非常に意義深いユネスコの決定で、人類の健康、福祉の向上、文明交流と相互参考、世界平和発展の促進などにとって、非常に重要だ」との見方を示した。
中国に起源を発する太極拳は、哲学や中医学、武術の真髄を融合し、「陰と陽の調和、剛柔併せ持つ」を基礎理論とし、数百年の発展を経て、陳、楊、呉、武、孫といった流派が形成され、世界の太極拳愛好者は数億人に達し、180ヶ国・地域以上をカバーしている。2020年、太極拳はユネスコの「人類の無形文化遺産の代表一覧表」に登録された。
3月21日が国際太極拳の日に選ばれたのは、「春分の日」は、「昼夜、寒暑が均等に分かれる日」という、自然の規律に基づくもので、天と人は本来一体であるとする「天人合一」という太極拳の哲学的思想とも合致しているからだ。
科学的研究では、太極拳は慢性疾患を改善し、メンタルヘルスを整える効果があることが分かっており、その「未だ病とならざるを治す」という理念が世界の公衆衛生体系に組み込まれるようになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年11月6日
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