武漢大学の食堂が約90円で販売する「徹夜ドリンク」が人気に
湖北省にある武漢大学の楓園食堂で販売されている4元(1元は約22.8円)の「徹夜ドリンク」が、予想外の人気となっている。同食堂の責任者は8日の取材に対して、「毎日、100-150キロ煎じている。ここ数日は正午までに売り切れることが多い。4元という価格設定は原材料のコストから計算されており、利益を上げるためではなく、学生にサービスを提供するのが目的」と説明した。
「徹夜ドリンク」は、葛根やユリ、クコ、黄精、クワの実、カンゾウといった「医食同源」の生薬を煎じて作られており、さっぱりとした口当たりで、糖分等は加えられていないという。

食堂が打ち出した特製の「徹夜ドリンク」。
そのレシピについて、同責任者は、「食堂のあるスタッフの中医学従事者の親族が考案したもので、まず、少量作って私たちが試飲したところ、『とてもすっきりする』と感じたので、小規模に販売することにした」と説明した。
学生の関心を集めている薬性や安全性について、同責任者は、「各原料と水の比率は現時点では固定されているものの、レシピはまだ『模索中』で、今後はフィードバックに基づいて随時調整していく」とした。
「徹夜ドリンク」というのはどれほど信頼できる商品なのだろうか?重慶市婦幼保健院・中医学科の尚平主治医は、「『徹夜ドリンク』に使われている6種類の生薬からして、身体に潤いを与える働きをする津液などを補充し、血を養い、上った熱を下げる」と分析し、学生の「薬性が相容れない原料があるのでは」という心配については、「矛盾はなく、合理的な組み合わせ」との見方を示した。

主に女子大生が購入しているという「徹夜ドリンク」。
ただ、組み合わせが合理的だからといって、全ての人に適しているという訳ではない。尚主治医は、「『徹夜ドリンク』は、頻繁に夜更かししたり、脳や眼を酷使している人、口や目に渇きを感じている人、イライラを感じている人などに適している。しかし、胃腸が冷えやすい人や下痢になりやすい人、腹部にガスがたまりやすい人、冷えに弱い人、口腔や消化器系に炎症がある人、風邪をひいて発熱している人、妊婦、授乳期の女性、体内の水分代謝がうまくいっておらず、舌苔が分厚く、むくみやすい人は飲まないほうがいい。こうした体質の人が飲むと、下痢や腹部にガスがたまりやすくなる。また、風邪をひいている時に飲むと、治りにくくなる可能性がある」と注意を呼び掛けている。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年3月10日
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