塔里木砂漠道路の太陽光発電、累計1500万kWhを突破

人民網日本語版 2026年05月06日15:57

塔里木(タリム)砂漠道路のゼロカーボン実証プロジェクトが稼働開始以来、累計発電量が1500万キロワット時(kWh)を突破したことが5月4日、中国石油天然ガス集団有限公司(中国石油)への取材で分かった。塔克拉瑪干(タクラマカン)砂漠という「死の海」を横断するこの交通動脈は、砂漠道路のゼロカーボン運営と砂漠化対策に向けた再現可能な実践モデルを提供している。中央テレビニュースアプリが伝えた。

塔里木砂漠道路は1995年に全線開通し、全長522キロメートルで、流動砂漠を横断する世界最長の規格道路だ。風砂の侵食を防ぐため、道路沿いには総延長436キロメートル、総面積3100ヘクタール超の生態防護林帯が整備され、109基の水源井が設置されて砂漠植物に点滴灌漑用水を供給している。現在、防護林の主力樹種であるハロキシロン・アンモデンドロンが開花期を迎えるのに伴い、年間で最も多忙な灌漑管理の時期に入っている。道路沿線の109カ所の井戸施設はすべて太陽光によるグリーン電力を利用して揚水・灌漑作業を行っている。

これまでに、同ゼロカーボン実証プロジェクトの累計発電量は1500万kWhを超え、1日平均の安定発電量は1万1000kWh以上となっている。試算によれば、この1500万kWhのグリーン電力はディーゼル燃料4100トン以上の消費を代替し、約1万4200トンの二酸化炭素排出削減に相当する。これは、砂漠に80万本近くの炭素固定樹木を新たに植林した効果に匹敵する。さらに、塔里木油田は現在までに塔里木盆地で大型地上設置型太陽光発電所5カ所および分散型太陽光発電プロジェクト239件を建設しており、総設備容量は260万kWに達している。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年5月6日

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