河南省鄭州市、2028年までに培養ダイヤモンド産業規模200億元を目指す

人民網日本語版 2026年10月30日09:15

河南省鄭州市政府は27日、「鄭州市培養ダイヤモンド産業の質の高い発展に向けた行動計画(2026~28年)」(以下、「計画」)を発表した。計画では、「培養ダイヤモンドの都」の構築を牽引役とし、中国内外市場への浸透率と市場シェアを高め、業界における競争上の主導権を確保するとともに、「ダイヤモンドを買うなら鄭州へ」という社会的認知の形成を目指す。2028年までに産業全体の規模を200億元(1元は約23.6円)に拡大し、培養ダイヤモンド産業のバリューセンターを構築する方針だ。中国新聞網が伝えた。

資料写真:2025年8月19日、河南省鄭州市にある河南省恵豊金剛石有限公司で、培養ダイヤモンドの成長装置が稼働している。ダイヤモンドの種結晶を堆積成長させることで、原石となるダイヤモンドが次々と作り出されている。写真は、ルースダイヤモンドの完成品を検査する作業員。撮影・王中挙

資料写真:2025年8月19日、河南省鄭州市にある河南省恵豊金剛石有限公司で、培養ダイヤモンドの成長装置が稼働している。ダイヤモンドの種結晶を堆積成長させることで、原石となるダイヤモンドが次々と作り出されている。写真は、ルースダイヤモンドの完成品を検査する作業員。撮影・王中挙

計画では、「3つのセンター、1つのハブ、1つの拠点」からなる産業エコシステムを構築するとしている。具体的には、培養ダイヤモンドの標準化・デジタル取引センター、加工・設計・イノベーションセンター、消費・ブランド普及センター、貿易・流通ハブ、専門サービス拠点を整備する。計画に基づき、鄭州市は汎用デジタル取引サービスプラットフォームを構築し、業界標準の策定を奨励するとともに、価格指数を定期的に公表し、培養ダイヤモンドの基準価格が市場に与える影響力を高める。また、培養ダイヤモンド分野の上級技術者や技能人材を誘致・育成する。鄭州地域のダイヤモンドのカット・研磨、デザイン、石留めに携わる人材を、全国の同分野の人材総数の20%以上にすることを目指す。さらに、製品在庫の共有プラットフォームを構築し、同プラットフォームを通じたダイヤモンド原石の年間取引量を全国の30%以上に引き上げることで、中国国内の培養ダイヤモンドの集散地および貿易ハブとなることを目指す。

計画では、培養ダイヤモンドのカット・研磨加工工程における自動化・スマート化の遅れを解消すること、ダイヤモンド成長装置における優位性を強化・拡大すること、培養ダイヤモンドの中国内外の消費市場を開拓することなど、8つの重点施策を明確にした。

このうち、加工企業の誘致については、26年末までに培養ダイヤモンド加工企業を5社以上誘致し、28年末までに15社以上に増やす。ブランド育成については、28年末までに中核企業を約5社育成し、全国的に知名度の高いブランドを3~5件創出する。また、中国国家知的財産権局が認める地域公共ブランド、または団体商標となることを目指す。検査・鑑定分野では、26年末までに国際的に権威のある鑑定機関を2~3機関誘致する計画だ。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年10月30日

注目フォトニュース