中国国旗は神聖不可侵

人民網日本語版 2019年08月05日11:21

香港の極端な過激分子の悪行がまた一つ増えた。8月3日夕方、一部の極端分子が尖沙咀の海港城(ハーバーシティ)で五星紅旗(中国国旗)を引き下ろしたうえ、はがし、海に捨てたのだ。国旗は神聖不可侵だ。極端分子はほしいままに法律を踏みにじり、国家の尊厳に挑戦し、民族感情を傷つけ、「一国二制度」を破壊した。これは極めて悪辣な影響をもたらす。香港社会各界は直ちに最も強い憤慨と非難を表明。香港警察当局に対して、早急に犯罪分子を法の裁きにかけて、香港の法治と社会的安寧を維持するよう呼びかけた。(文:呉亜明・本紙論説員。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

国旗は国家を象徴する旗であり、国旗法第3条は「中華人民共和国国旗は中華人民共和国の象徴であり標識だ。全ての公民と組織は国旗を尊重し、大切にするべきである」と明確に定めている。また、第19条は「公共の場で中華人民共和国国旗を故意に燃やす、破損する、落書きをする、汚す、踏みつけるなどの方法で侮辱した者は、法に基づき刑事責任を追及する」とも定めている。国旗法は香港基本法付属文書三に入れられた、香港特区で実施される全国的法律でもあることを特に指摘しておく必要がある。香港特区「国旗及び国章条例」第7条は「何人も国旗または国章を公然と故意に燃やす、破損する、落書きをする、汚す、踏みつけるなどの方法で侮辱する事は、犯罪なのであり、有罪判決の場合、第5級罰金及び禁固3年に処すことができる」と定めている。国旗は神聖であり、大切にしなければならない。われわれが国旗を大切にするのは、国家の尊厳を守ることである。国旗の厳かさを侮辱することは許されない。国旗を侮辱するいかなる行為も違法犯罪であり、法的処罰を受けなければならない。

ここ2カ月の間、香港の反対派と過激分子は一連の暴力違法事件を引き起こし、香港の公共秩序に打撃を与え、「一国二制度」の譲れぬ一線に触れ、中央政府の権威に挑戦し、大陸部と香港の関係を破壊し、中華民族の感情を傷つけてきた。7月1日、本来なら香港の祖国復帰22周年を祝賀する喜ばしい日に、過激分子は立法会ビルに暴力的に突撃し、ほしいままに立法会施設を損壊し、香港特別行政区区章を汚し、香港特別行政区基本法を反故にした。さらに7月21日には一部過激分子が中央政府駐香港連絡弁公室ビルを包囲し、国章を汚損し、国家と民族を侮辱する言葉をスプレーで書いた。8月3日にも過激分子は国旗を公然と侮辱したうえ、旗竿の所に「香港独立」と書いた。過激分子の違法犯罪行為に対しては、断じて大目に見て譲歩してはならず、厳しく追及し、早期に法の裁きにかけて、香港に平穏を取り戻さなければならない。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年8月5日

  

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